悲しい手紙

手紙が届きました　



悲しい手紙です



里子に出て香川県で家庭犬として暮らしている
あずきの母親の真珠がこの５月に亡くなっていました

５月の出来事の知らせがなんで１０月なのか
里親さんのことがちょっと心配になりました

子どもさんがいらしゃるから
日々の雑事もあるでしょうから

慌ただしさに紛れてついつい・・・
だったらいいのですが・・・

この日のことは今でもよく覚えています

姐御だスケバンだと呼ばれてたあずきが
まさか　覚えているはずもないのに
妙におとなしく　真珠に委ねていました

やさしい子でおとなしい子でこんな子にはもう会えない・・・

こんな手紙の一文だけで真珠がどれだけ愛され大事にしてもらってたかがわかります　この真珠にふぅが似ていると思っていました　いつか会わせてやりたい　二匹並べて比べてみたいと思っていました　叶わぬ夢になりました　たった十数年　駆け足の短い命　してやりたいと思ったら　させてやろうかと思ったら後に回してる時間はない　ぐずぐずしてたら間に合わない　悔いが残ります

真珠の命があずきに繋がれ　あずきの命が子どもに繋がれ　その命を今はパールが・・・たくさんのファミリー　里親さんの大きな輪　始まりは真珠　あずきが少し拡げパールのお陰でさらに大きな広がり　一期一会　奇跡のような出会いの連鎖　おかげで楽しい日々　『あずきとふぅと一族郎党のいる賑やかな風景』はまだまだ続きます




なぁ　あずき　とーちゃんもかーちゃんもとうとうおらんようになってしもたな　９歳やもんなしゃーないな　ふぅとクレアはやっぱどっかばーちゃんに似てるよな

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