ちょいと狂暴な仏様

逐一　ここでアップはしていませんが

とんとんと優しく　皆さんから背中を押されて

ときどき　母親の顔を見に行っています

今日も・・・

ところが



おや　せっかく来たのに

けれど　変やな　発令日は１月１６日
　
この前来た時にはこんなのなかったのにな

それとも 気が付かなかっただけかな

窓口で訊いたら　短時間なら・・・マスクを・・・



元気でした　なんか　もう　

ますます元気



すごい力で握られて



捕まえた　もう放さへん　とますますすごい力



私のことは全然わかりませんでした

見覚えもないようでした

にこやかでやわらかで

子どものようで　仏様のようで

もういい　これでいい　だって

しかたがない

今日は寒いから無理だけど

春になったら玄関先まで連れ出そう

そのときはあずきたちも連れてこよう

妻も誘ってみよう

さ　そろそろ・・・

帰る　なんて言ったらだめだろうから

ちょっと　あっちまで　とうそついて

そーかー　とコロリと騙される母親がちょっと不憫で

じゃ　と立ち上がりかけたら　

あかん　帰さへん　と手を掴んでテーブルに打ち付けて

もう一方の手で私の膝をバンバン叩いて

どないや　痛いかっ　だなんて

このときばかりはなんて性の悪い顔　

お母ちゃん　ごっつい力やな　ほんまに痛いがな　だなんて

ますます元気いっぱいの

ちょいと狂暴な仏様




暖かくなったら怖いお母ちゃんに会わしたるわな
ふぅはビビりやからだいじょうぶやろうかなあ

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